最終更新日 2020年4月25日

5.屋根裏部屋

kazutaka nagai


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 テーマ

 大型屋根裏部屋を自作する
 特   長

 54 ㎡工期 2 年半の大作、直張り床で天井高を稼ぐ、SPF材で経費格安、収納の切り札、鉄道模型のスペース創出    

 諸   元

 面積:6 m x 9 m 約 54 ㎡ 構造:SPF材 2 x 4 と2 x 6 装備:窓 換気扇 蛍光灯 書棚 工具棚

 製作年:2006年1月~2008年8月


 1.プラン


前年に製作したウッドデッキの成功体験と勢いで、屋根裏部屋を作ることにしました。

          「2x4材でウッドデッキを自作する」

    https://kazutaka-nagai.jimdofree.com/2x4材でウッドデッキを自作/#a4

 

①着工前の様子です。梁の上面が揃っているのでこれを基準面に床板を張り詰め、天井・壁には化粧ベニヤを貼ることにします。ウッドデッキではウエスタンレッドシダーを使いましたが、今回は屋内なので、主な材料は安価なSPF材です。単価は1/3です。

良く見えませんが、床(2 階の天井裏)に並べられた断熱材の上には砂埃が厚く堆積していて、掃除が大変でした。

 

②簡単な図面です。Aは書斎?、B~Dは個室の物置になります。 

 

③出入り口が二階の押し入れの天井のみであったので、ホームセンターに頼んで、簡易階段を

新設しました。 


 2.基本構造


①梁の上面を支えにして、根太を使わず、2 x 4 のSPF材を直接ネジ留めする工法とします。天井高を確保するメリットもあります。 

 

②梁のうち 南北の2 本は曲がった松材で、その上面は曲面で 30 cmほど高く、基準面として使えません。脇に 2 x 6 のSPF材で桁を追加し、この新しい桁に床材を渡すこととしました。 


 3.桁造り


①南側のこの一角は梁の間隔が広過ぎるので、新しい桁を追加し、全体的に90 cm間隔で梁または桁を確保しました。天井をつり上げている角棒は、このあと新しい桁に付け替えました。 

 

②新設する桁にはかなりの荷重がかかると思われたので、既存の梁に切込を入れ木組みとするとともに、ホームセンターで柱と柱を繋ぐ金物を入手し、できる限り補強を行いました。 


 4.床貼り


桁が出来上がれば、あとはひたすら床材を張ってゆく作業が続きます。平行と直角に気を付け、隙間が空かないよう自動車用のジャッキで押さえつけて、コーススレッドで固定しました。
床材の総重量は相当のもので、家が潰れないかと心配になり、この家を建てた大工さんに見てもらいました。大工さんの見解では、我が家の柱は丈夫でこのくらいの重量は問題がない、むしろ梁同士を連結するので建物全体の剛性が高まる、とのことで安心して作業を続けました。


 5.構造的補強


①当初、南北の方向に柱同士を斜めにつなぐ厚めの板が張ってありました。小屋裏が南北方向に

歪むのを抑える大事な構造ですが、屋根裏を広く使うには、どうしても邪魔な存在なので、思い切って取り払ってしまいました。

 

②③そのかわり、3列の全部の柱にその板を使った「方づえ」を取り付けました。

さらに、壁の中に隠れてしまいましたが、南北両端の柱と2本目の柱の間に、金属製の耐震補強金具「火打」を取り付けました。これも、最後に大工さんに見てもらいました。

 


 6.窓と換気扇


①3か所の換気扇は、ホームセンターで器具を購入し、外壁に穴を開けて自分で取付けました。

上方にあるのは、屋根裏部屋のさらに屋根裏用の換気扇です。 

 

②完成しました。 

③南北の窓の開口部は大きいので、さすがに大工さんに依頼しました。ホームセンターで窓用サッシを2つ買ってきました。 

 

④取付のみ大工さんにまかせて、 

 

⑤枠材の取付と周囲のパネル貼りは自分でやりました。 


 7.壁の貼りつけ


①三角屋根なので東西の端部分は使えず、柱を建て壁面としました。 

 

②下地に 2 cmの断熱材を張り、その上に化粧ベニヤを張っています。垂木の間の空間は、1F

から屋根までつながっていて、壁裏の通気を確保しています。 


 8.天井貼り


壁と同じく天井にも断熱材を張り、その上に化粧ベニヤを貼りました。通気を確保できるように注意しました。


 9.書斎スペースと物置


①物置Bです。建物の北東の隅なので、斜め材が出っ張っています。右手の奥は、手持ちの長い材木を収容できるようにスペースを確保しています。 

 

②物置Cです。北西の隅です。 

 

③物置Dです。東南の隅です。松材の高い梁が通っているので、床面を高くしています。 

 

④書斎コーナーです。座ったときに頭の上の天井が邪魔ですが、テーブルの下を一段低くしてあり、足を入れることができます。ここで勉強をしたことは一度もありません。

 

⑤書棚も作りました。 


 10.電気配線


すべての照明器具と2つの換気扇は、延長コードでつないでいます。出入口そばのスイッチで

全部をコントロールできます。